2021.06.15

ゼロエネルギー住宅のカギは、お家の断熱性!

ゼロエネルギーのカギは家の断熱が重要です。

家の内と外との熱の出入りを断つことを「断熱」と言います。

 

温かい家

《冬は寒く、夏は暑い家 ?≫

「冬、エアコンをつけても足元が寒い」

「夏、エアコンをつけても全然涼しくならない」といった声をよく聞きます。

その原因は、冬は、部屋のなかの熱が外に逃げていたり、

夏は、外の熱い熱が中に入ってきたりしているからです。

つまり、冬は寒く、夏は暑い家というのは、

家のなかと外の熱の出入りを断つ断熱性が低いということです。温かい家

《熱はどこから出入りするの?≫

一般のお家で、熱の出入りがもっとも多いのは、

屋根や外壁よりも窓やドアなどの開口部です。

冬、室内を暖房している時に、家から外に逃げる熱の60%は、

窓やドアなどの開口部から逃げたものです。

夏は、さらに外から入ってくる70%以上が窓やド

アなどの開口部からの熱です。

したがって、お家のなかの温度を快適に保つには、

冷暖房に多くのエネルギーを使うのではなく、

お家の開口部の断熱性を高めることが重要なのです。

 

では、次にゼロエネルギー住宅についてお話しします。

冷暖房や給湯、照明など、暮らしで使うエネルギーの消費量を、

住宅の高断熱化と省エネルギー化で減らしていくことです。

そのうえで、太陽光発電システムなどでつくる

”創エネ”をすることで、全体のエネルギー収支をゼロ以下にする住宅のことです。

ということは、地球環境にやさしい住宅になりますね。

そうなんです、

日本では、国の政策として2030年に向けて、

ゼロエネルギー住宅が新築住宅で普通になるように推進しています。

まず、断熱でお家の性能を高めて、

エコな住宅機器と太陽光発電で毎日使うエネルギーをゼロにすることです。

《まとめ》

ゼロエネルギー住宅の仕組み

家庭では、照明、テレビ、掃除機、洗濯機、冷蔵庫、給湯など、

たくさんのエネルギーを使っています。

なかでも夏と冬の冷暖房によるエネルギー消費は、大きな割合をしめています。

ゼロエネルギー住宅は、まず住宅の断熱性を高め、

さらに照明や給湯設備などを省エネタイプの製品に替えることで

エネルギー消費を抑えます。

そのうえで太陽光発電などでエネルギーをつくることで、

全体のエネルギー収支をプラスマイナスでゼロ以下にするというものです。

まずは、お家の断熱・・・・

次が省エネ・・・・

最後に創エネ・・・・

これでゼロエネルギー住宅となるのですね。