注文住宅コラム高性能(高気密高断熱)
2022.04.04

新築で住み始めて寒いはイヤ!

アイラシックホームの完成見学会にご来場されるお客様は、

「新築にあたり、何を重視されますか?」とお聞きすると

「寒いのがイヤです!」と9割のお客様がお答えされます。

しかし、本当に住む前から暖かい家になる目安を皆様、ご理解いただいていますでしょうか?

 

そこで今回は、真冬でも暖かい新築にしたい!と思われている方が

失敗してほしくないので【新築なのにお家が寒くなる理由と対策】をお話します。

 

せっかく新築で高い買い物をされたのに寒くて後悔したという方が多いですが、

正しい家づくりをすればお家は暖かく快適になります。

 

「寒い家はイヤ!」と」思われている方に書いていますので、ぜひご覧ください。

 

【なぜ新築なのに寒いのか?その原因は】

 

そもそも寒いお家というのは、住宅の性能が悪いのです。

 

住宅の性能は家を建てる工務店や住宅メーカーが設計段階で事前に

お客様にお話をする義務があります。

 

住宅の性能を表す指標は次の2つです

1,UA値:外皮平均熱貫流率

2,C値 :相当隙間面積

 

以上の2つの数値を理解することで、根本的に「寒い」を解消することができます。

 

1,UA値とは何?そしてどうすれば暖かい家になるの?

UA値は、住宅の内部から床、外壁、屋根(天井)や窓などの開口部などを

通して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した値です。

つまり数値が小さいほど熱が逃げにくく、省エネルギー性能が高いということです。

 

—–UA値は数値が低いほど性能が良い家になります—–

このUA値は、家を建てる前の設計段階で計算し、求めることができます。

 

#では、このUA値を気にせず家を建てるとどうなるのでしょうか?

・エアコンをつけてもなかなか部屋があたたかくならない!

・玄関、洗面所、トイレが特に寒い!

ということが起こります。

 

 

2,C値とは?これまで実績から確認します。

 

C値とは、相当隙間面積のことです。

建物全体にある隙間面積(㎤)を延床面積(㎡)で割った数値で、

建物の気密性能の指標です。

 

C値の測定は、実際建てている建物内で、専門の気密測定試験機を使って行います。

C値も数値が小さいほど優れた気密性のある住宅といえます。

 

シンプルに伝えると↓

 

「住宅の隙間はどれだけあるの?」を数値化したものです。

 

—–C値は、数値が低いほど隙間が少なく性能が高い家になります。—–

 

では、C値が低いとどうなるの?

・隙間風がなくなり暖かい

・家の中の温かい空気が外へ逃げにくい

・隙間が少ないので雨、風によるダメージが少ない

 

などがあります。

 

このようにC値はとっても重要です。

また、C値は断熱工法を変えるだけでも大きく変わります。

 

 

【新築住宅が寒い理由】

①断熱性能を満たしていない

②家の気密が悪い

③窓の性能が悪い

 

—–まとめ—–

新築なのに家が寒いのは防げます。

 

最も重要なことは、最初に住宅メーカー、工務店を見極めることです。

 

これができれば、新築なのに寒い家になることはなくなります。

 

くれぐれも価格やブランド、営業トークで決めるのではなく、性能面と工法を確認しましょう!