変形の土地も設計でカバーできるの?
建築のコスト増えるといわれている土地は、一般的には、土地の形から変形な土地も含まれています。
同じ土地の広さの四角い土地に比べて、三角形や台形などの変形な土地は、有効利用できるスペースが少なく、安く買うことができても、建築費やランニングコストがかさみやすいと考えられています。
しかし、注文住宅で家づくりをお考えなら、設計のアイデアや工夫でカバーすることができます。
土地探しでは、不動産会社だけに頼るのではなく、依頼される住宅会社を早めに決めて、一緒に土地探しからアドバイスをしてもらうのもよい方法だと思います。
“設計プランの目線”から一般的に敬遠されている土地でも思わぬ良い土地がみつかるかもしれないです。
ちなみに、同じ三角形の土地でも、道路に接する部分が長い場合と短い土地の価格は、違ってきます。
重要なのは、土地代だけで決めるのではなく、土地の条件によってかかる費用も考えて、トータルコストでの検討が必要だということです。

同じ立地の広さで土地を安く手に入れることができます?
同じ立地の造成地などでも、人気の高い土地は高めに価格も設定されています。
一般的には、日当たりが期待できる「南と東が道路に接する角地」の人気が高く、よい土地と言われています。
逆に、同じ立地でも価格が安い土地もまれにあります。
「北側道路」と「変形地」です。
例として、通行人などの道路から見られたくない場合には、「北側道路」がおすすめです。
建物の南面にお庭を作ることでプライバシーを守ることができます。
また、変形した土地のなかでも注目したいのが「旗竿地」です。
「旗竿地」とは、道路から細い敷地の奥に広がった旗竿のような形をした土地です。
静かな住まいをお望みなら、「旗竿地」も選択の一つに考えてみてもよいのではないでしょうか。
価格も道路に面している部分に少ないことから、近隣の土地に比べて半値ぐらいで出回ることもあるようです。