2023.01.21

電気代の値上げについての説明会に参加!

北陸電力の電気代の改定の説明会に参加しました。

4月からの電気代の値上げについて北陸電力の現状や値上げする理由を聞きました。

いろいろ考えることはありますが、

まずは、私たちができることは節電かな、と思います。

今日は、今できることについてお話します。

今、一番気になるのが電気代の高騰についてですよね。

経済産業省によると、昨年12月5日時点で、

5つの電力会社から値上げが申請されているとのことです。

現行の電気料金を平均45.84%引き上げるという申請の電力会社もあるようです。

様々なエネルギーの値上げも大変深刻な状態です。

電気代の値上げに備えるには、冬場の電力使用量を抑えたいです。

では、具体的にどのような方法があるのでしょうか。

まずは、エアコンの節電のコツを見てみましょう。

世の中の本音は? 食費より電気代を何とか節約したい!

”ダイキンの「節約・節電に関する実態調査」から世の中の電気代値上げについて聞きました。

この調査は、20才~60才代の男女530名を対象に行われたもの”

【物価・電気代値上げによる家計の負担について】

1位:とても感じている 56.6%

2位:少し感じている 35.9%

3位:あまり感じていない 5.5%

4位:まったく感じていない 2.1%

この結果から、家計の負担のそうかを感じている方がほとんどだということが分かります。

モノの値段が上がっても、収入が変わらないとなると、まずは考えるのは節約ですね。

世の中の方が節約したいと思っているのは、以下の通りです。

【家計の中で節約したい費用】複数回答可

1位:電気代・ガス代・水道代  62.6%

2位:食費  48.3%

3位:日用品   34.3%  

4位:衣料品代  32.5%

5位:交通費・ガソリン代  30.8%  

半数を超えたのが、唯一水道光熱費でした。

食費に関しては、もう前から節約していたのでこれ以上は無理!

という方も多いのかもしれませんね。

とにかく電気代の値上げが厳しいので節約したいという気持ちが伝わってきます。

【知っていました?夏場より冬場の方が電気代がかかっているという事実】

昨年の2月と8月の電気代(二人以上の世帯)は以下のようになっています。(総務省統計局)

●2022年2月電気代:1万5331円

●2022年8月電気代:1万1914円

なんと3000円以上も差がつきました。「夏はクーラーで電気代が高くなっている」

というイメージもありますが、冬の方が断然、高くついています。

【夏と冬でどちらが電気代がかかると思うか?】

1位:冬の方が高い  51.9%

2位:夏の方が高い  29.8%

3位:同じくらい  18.3%

上記より約半数の方が、冬の方が電気代が高くなっていることを知らないという結果でした。

「冬なら大丈夫!」という気持ちで油断していると、

電気代の請求を見てびっくり!ということになんてことになりかねません。

【冬の節電方法をチェックしましょう!】

エアコン暖房は、石油・ガスなどの化石燃料を燃やす燃料と比べて

省エネ性が高く温室効果ガス削減に役に立ちます。

使い方やお手入れの仕方を見直し、ムダな電力を抑えて節約したいです。

1、室温は18℃以上を目安にする!

エアコンの設定温度を1℃下げると、約10%の節電になると言われています。

暖房の温度ではなく、室温が18℃以上になるように意識すると、

温めすぎずによる消費電力を抑えることができるとのことです。

肌寒いと感じる時は厚着やひざ掛けなどで調整しましょう。

2,温度だけではなく湿度もチェックしましょう!

冬は乾燥しやすいです。

特にエアコンをつけるとより乾燥を感じます。

湿度を上げることで体感温度が上がるので、エアコンを使っているときは、

加湿をすることをお勧めします。

湿度の目安は40%~60%がよいです。

体感温度が上がれば、設定温度の上げすぎも防げます。

3,サーキュレーター・扇風機を活用する!

冷たい空気は下にたまりますが、暖かい空気は上にたまります。

エアコンは天井方向に取り付けられているので、

床の方まで暖かくなるのは時間と電力がかかってしまいます。

そこで、部屋の空気を撹拌させて暖房効率をアップすることが重要です。

サーキュレーターや扇風機などで、あれば加湿空気清浄機などで、

部屋の温度ムラをなくしましょう。

4,短時間の外出ならエアコンつけっぱなしOK!

短時間の外出なら、夏も冬もエアコンつけっぱなしが正しいです。

こまめにオン、オフすると、節電のつもりが

逆に電力消費をアップさせてしまうことがあります。

寒くなった部屋を一から温めるよりも、設定温度を保ち続けることの方が、

消費電力は少なくなるといううことです。

5,エアコンフィルターはこまめに掃除しましょう!

手間はかかりますが、エアコンのフィルターの掃除は大切です。

たまったホコリをそのままにしておくと、風の通りが悪くなるので、

消費電力がアップしてしまいます。

できれば毎月できるといいです。

今は、1年で一番寒い大寒の時期です。

エアコンの暖房の使い方を見直してしっかり節電したいものです。