10月12日に小松市の新築現場で気密測定を行いました。
弊社アイラシックホームでは、気密測定を全棟行います。
お施主様にも立ち会っていただき気密測定を行いました。
【気密性能の重要性】
〈気密性能とは〉
ここ最近、建物の性能を表す言葉として気密性能・断熱性能をよく耳にしますね。
気密性能とは、住宅の隙間の小ささを表す性能値です。
また気密測定とは、機械によって測定する検査のことを言います。
気密性能のことをC値と呼び、小さければ隙間の小さい高性能な住宅ということです。
C値の単位は〇.〇㎠/㎡という単位で表され、隙間の大きさを数値で表すことができるようになります。
気密性能が悪い、隙間の大きな家は、壁の中の断熱材の性能が100%発揮できなかったり、
換気のバランスが悪くなったりします。
また、壁の中の結露や室内のカビの原因になったりします。
隙間が小さければ、断熱性も高くなり、換気の効率も上がります。
そのうえ結露カビの発生を少なくなるので、家の寿命を延ばすことができ、
快適で健康なお家が完成します。
気密測定は、机上の計算で求めたりできません。
実際に完成した建物に気密測定器を設置して測定することにより、初めて建物の性能がわかります。
アイラシックホームでは、上記の写真のようにお施主様に気密測定している新築現場に立ち会ってもらっています。
【気密をあげるには?】
1,気密シートを連続して施工します。
気密性能を上げるためには、現場での職人さんの施工と4細かな現場管理がとても重要になります。
スーパーウォール工法では、断熱材である硬質ウレタンフォームの室内側に
気密シートを連続して施工しております。
2,現場に入る職人さん一人一人の丁寧な作業と現場管理の徹底に注力します。
アイラシックホームでは、基本、断熱材の施工は大工さんが施工します。
そのあとの隙間をなくすための作業であるシリコンやウレタン施工は、自社で行います。
どちらにしても現場に入る職人さんと工事を管理する現場監督が気密処理の意識を持ち
コツコツと隙間を防ぐ作業が必要になります。
【気密測定を全棟してます】
今年の4月から建物の省エネ性能について、建築士からお施主様への説明が義務化されました。
そのため住宅会社は、設計する建物の省エネルギー基準の適否、適合していない場合の
省エネ確保のための措置について、お施主様への説明が必要になるのです。
そのようにアイラシックホームでは、お施主様に高性能である家だということを
証明するためにも全棟気密測定を実施しております。
お施主様も数値を確認出来てとってもご安心されております。
*上記の写真は、実際の気密測定の結果シートです
もう一度お話しますが、
「気密性能は測定して初めてわかる性能です」
断熱性能(UA値)は家を建てる前でも計算できます。
しかし、気密性能(C値)は、家が完成し、気密測定器で1軒ずつ測定しなければ分かりません。
言ってみれば、施工の技術を最終的に判断する性能値とも言えます。
アイラシックホームでは、お施主様立ち合いのもとに全棟気密測定を行っています。
自信をもって施工しているからこそ気密測定をお施主様立ち合いでできるのです。