新築をお考えの方へ
高性能住宅にはいろんな支援制度がご用意されています。
ただし、「いろんな補助金を併用すれば、お得・・・・・」
そのような考えは間違えです。 ・・要注意・・
では、これから少し新築に関わる補助金のご説明をさせていただきます。
例えば、新築に関わる補助金には、『ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)支援事業』と
『地域型住宅グリーン化事業』があります。
どちらも受給できればいいのですが、この2つの支援制度は一緒にもらうことはできません。
この2つだけでなく、目的をおなじくする国の補助金の多くは、
併用することができないので、絞り込みをすることが必要です。
『ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)支援事業』は経済産業省による補助金で、
『地域型グリーン化事業』の補助金は、国土交通省です。
「どちらが受給しやすいか?」という視点から考えると、
『地域型グリーン化事業』なのです。
なぜなら、『地域型グリーン化事業』は予算が多いからです。
『ネット・ゼロ・エネルギー(ZEH)支援事業』の予算は『地域型グリーン化の約半分で、
なおかつハウスメーカーが建てる家も対象となるので、すぐに枠がなくなります。
その点『地域型グリーン化事業』は予算も多く、中小工務店が建てる家を対象としているので、
比較的、枠に入りやすいのです。
そのような理由があり、アイラシックホームでは、
『地域型グリーン化事業』の申請をおすすめしております。
今年、令和3年度の1次では、弊社は、3件いただくようになっております。
11月には、「地域型グリーン化事業』の2次が出ると言われていますが、
非常に人気のある補助金なので、先着順で1日で予算が終了しそうです。
先着順なので、できるだけ早めに準備をして、いつでも申請できるようにしたいものです。
令和3年度の『地域型グリーン化事業』の1戸当たりの補助金額は、以下の通りです。
● 長期優良住宅 : 110万円 (省エネ強化加算があり)
● ゼロ・エネルギー住宅 : 140万円
● 低炭素・性能向上計画住宅 : 70万円
さらに、条件が満たすと上記の補助金が加算される場合があります。
1,地域加算 20万円
2,3世代同居加算 30万円
3,若者・子育て加算 30万円
1~3の併用は、できません。
先ほど、国の補助金は一緒にもらえないと申し上げましたが、『住まい給付金』に関しては、
併用は可能です。
また、地域の補助金もいろいろあります。
新築をお考えになる際には、高性能住宅の補助金制度を有効に使ってみてはいかがでしょうか。
資金計画面でも、お気軽にアイラシックホームにご相談ください。