2026.07.31

上棟レポート:耐震等級3×制震!見えなくなる前にやるべき「熱橋」対策とは?

皆さま、こんにちは!

今週は、小松市のY様邸の上棟を無事に行うことができました。

現場の職人の皆様、安全第一の作業をありがとうございました。

お家の骨組みが一気に組み上がる上棟は、何度経験してもワクワクする瞬間ですが、私たち現場管理にとっては「ここからが本番」と気が引き締まるタイミングでもあります。

高気密高断熱の要:気密・断熱処理と「熱橋」対策

弊社の建てる家は「高気密高断熱」が標準仕様。(UA値0.34以下、C値0.1以下、Q値1.3以下)

そのため、基礎の段階はもちろん、上棟中は緻密な気密処理と断熱処理に追われます。

実は、家づくりにおいて最も重要なのは「後からボード(壁)を貼ったら見えなくなってしまう部分」です。

ここで隙間を放置すると、せっかくの性能が台無しになってしまいます。

特に気を配るのが「熱橋(ねっきょう=ヒートブリッジ)」の処理です。

💡 熱橋(ヒートブリッジ)とは? 建物の外壁や屋根などで、断熱材が途切れている部分や、熱を伝えやすい柱や梁などの構造材のことです。外の冷気や熱気がここを橋渡りのように伝わって室内に侵入してしまい、断熱性能を下げるだけでなく「壁の中の結露」の原因にもなります。

こうした熱橋となる部分や、少しでも空気が漏れそうな隙間を見逃さず、一つひとつ丁寧に断熱材や気密テープで塞いでいく地道な作業が、家中どこでも快適な暮らしをお約束します。

地震に強い家:耐震等級3・長期優良認定・制震施工

断熱だけでなく、地震への備えも万全です。

今回のお家は、国が定める最高レベルの「耐震等級3」および「長期優良住宅」の認定を取得しています。

さらに、建物を硬くして地震に耐える「耐震」だけでなく、地震のエネルギーを吸収して細かな揺れにも強い「制震(せいしん)」の施工も行っています。

大きな地震はもちろん、繰り返す余震からもご家族の命と建物を守るための強固な構造が着々と出来上がっています。

現場管理の腕の見せ所:大工さんとの連携

こうした「高気密・高断熱・高耐震」の家づくりは、図面を描くだけでは完成しません。

現場での確実な施工があってこそ実現します。

ここがまさに、弊社の現場管理の腕の見せ所です。

日々進化する建築の知識や新しい技術を常に勉強し、現場管理の知識をアップデートし続けること。

そして、その知識をもとに現場で的確な指示を出し、大工さんたちと密にコミュニケーションを取ることで、職人さんたちの施工の精度は劇的に変わります。

「見えなくなる部分にこそ、魂を込める」

そんな想いで、引き続き安全第一で丁寧に工事を進めてまいります(^^)

構造見学会のお知らせ

ちなみに、私たちの気密処理の点数となる「気密測定」は、8月末を予定しています。

それに合わせまして、8月30日(日)、9月6日(日)に構造見学会を開催いたします!

外壁が張られると外側からは構造が見えなくなってしまいますが、見学会ではお家の内側から、壁の中の「気密・断熱処理」、そして「耐震・制震の施工」を直接ご覧いただけます。

安心して暮らせる家づくりのポイントを、ぜひお持ち帰りいただければと思います。

最後に

先日、熊本での大地震がありました。被害のニュースにとても胸を痛めております。

遠く離れたわたしたちにできることは限られていますが、住宅を建てる側として、常に最新の情報をアップデートしながら、いざという時にしっかり備えられる家づくりを今後も続けていきたいと、強く思っております。