2021.02.02

新築はいつ頃建て始めればいいの?

家づくり

家づくりを考えておられる方へ

子供の小学校の入学式に間に合うように家を建てるには、いつから考えればいいのですか?

お子様の入学式にあわせて小学校や中学校に入学するタイミングでマイホームを考えられる方は、大変多いです。

4月までにマイホームが完成して、入学と同時に新しいお家で新しい暮らしが始まるのが理想ですね。

しかし、それでも間に合わない時は、入学する夏休みには、せめてこのタイミングで新しいお家で新生活を始めたいと考えられる方もおられるでしょう。

では、この計画通りにマイホームに住めるようにするには、どのような計画で進めていけばよいでしょうか?

今回は、注文住宅でマイホームを新築するときにかかる時間、期間について考えていきますね。

では、新築でマイホームを建てた場合完成するには、どれだけ時間がかかりますか?

新築する土地にも関係してきます。

土地のない方は、土地探しをしなければいけないし、また、まだ新築をする土地に以前の建物が立っている場合は、解体工事をまず行う必要があります。

次に土地が決まり、解体も終わったら、工事着工前には、地盤調査が必要です。

調査の結果、地盤改良が必要になることもあります。

あなたの要望をたくさん取り入れた設計・デザインが完了しても、工事の請負契約をしなければなりません、次に建築確認申請などで1か月近くかかることもあります。

状況によっては、2か月以上建築確認申請にかかる場合もあります。

準備が整えば、工事開始になるのですが、家の大きさによって施工期間は変わってきます。

また、工事をする会社がハウスメーカーか工務店によっても変わってくる場合があります。

家が完成した後は、建築基準法に適合しているか完了検査を受け、検査済証の交付を受けます。

ここまでかかる時間は、大体5~6か月かかります。

家づくり

新築に住みたい日から逆算して予定を組みます。

入学式など新築に住みたい日を考えた場合、そこから逆算してスケジュールを組んでいきます。

住宅の工事には5~6か月かかりますが、これは土地探し、設計、工事契約がスムーズに進んだ場合になります。

ですので、3か月ぐらい余裕を持った方がいいでしょう。

入学式の4月に合わせて引越しを考える場合は、2月末ごろに引き渡しが完了するように計画をするといいでしょう。

そうなると前の年の8月ぐらいから計画を進めるとちょうどよいタイミングになりますね。

7月から8月にいろいろ情報を集めて、住宅展示場の見学や完成見学会、また気になる工務店の家づくりセミナーなどを受講したりしながら工事してもらう工務店を決めます。

工務店が決まれば、工事契約をします。

9月~10月で土地探しや設計・デザインの詳細の打ち合わせを行います。

11月に工事が始められれば3月には完成が見えてきます。

住宅の工事には、天候に左右されるため、梅雨、台風、大雪の影響などを考えて余裕をもって計画を組むといいですね。

また、農地や市街化調整区域や上水道・下水道の引き込みなど、いろいろな要因がある場合、あなたが思った以上に時間がかかる場合がありますので早く計画をする方がいいですね。

また、お子様が入学する4月までにマイホームに引越したいと考えておられる方はたくさんおられるためにこの時期は、込み合うことが多くなります。

また、3月末になると引越業者さんも繁忙期のために予約ができないとか、金額が高騰したりします。

いろんなことを考えたうえで計画をすることが大切です。

状況によって工事期間は変わってきます。

4月の入学に間に合うようにするのであれば9月、10月ごろから工事を始めて2月中に完成するのには余裕があっていいです。

春休みに引越しができますし、余裕をもって引越しができますね。

夏休みに引越しを考えられる場合は、2月ごろから工事開始すれば、7月ごろには完成しますので、ずいぶんと余裕ができます。

住宅工事は、なにかと手間がかかるものです。

計画通りに工事が進んだ場合、4か月から5か月で完成することはできますが、間取り、デザイン、天候などによっては、工事期間が変わります。

お客様のご要望で設計変更になった場合、工事期間は伸びることになります。

昨年のようにコロナ禍の影響で材料の調達が遅れて完成が遅れたというお話もありました。

どうしてもこの時期に完成したいという希望があるのであれば一刻も早く家づくりをスタートさせたいですね。

建売住宅を買うのであればすぐに引越しすることはできますが。

しかし注文住宅ではそのようにいかないのです。

いろんなことがあると考えて早め早めに行動しましょう。

早く行動しても損をすることはありません。

早く引越しすることで、家賃も節約できます。

なにはともあれ、マイホームを考えるようになったのなら、行動するのは「今」からです。