家づくりで失敗したこと第1位は・・・窓
ある調査によると、家を建ててから「こうしておけば良かった」と後悔した事の第1位は、「窓が大きすぎた」「窓が多すぎた」というものだそうです。
プランを作っている時には、なかなか分からないのですが、使い始めてみると、実は窓を作ったがために収納や物が置く場所が少ないことが分かります。
窓を大きくとるか、小さな窓にするかは、今住んでいる住環境が大きく影響するのです。
暗い日当たりの良くない環境に住んでいる人は「とにかく明るい家が欲しい」というおもいが強いので窓を大きく取りがちです。
反対に焼けつくような西日に閉口していた人は、窓を小さく取るという傾向が強くなるのです。
あまりに明るさばかりを意識しすぎた結果「あそこにも、ここにも窓を!」と窓だらけのプランをつくり、壁のない家、家具の置けない部屋ができることになります。
生活をしてみて始めて壁のない不便さに気がついた時にはすでに遅し、というわけなのです。
「明るい部屋が欲しい!」と思っている人は、一呼吸して考えてみましょう!
窓は単純なようで、採光、防犯、通風換気、プライバシーとその人の生活そのものが現れる大切なプラン要素であることを忘れないでいただきたいと思います。