皆様、こんにちわ。
弊社は石川県小松市を拠点に小松市,能美市,加賀市を中心に
「全棟気密検査実施 、 断熱性能UA値=0.34W/(㎡・K)以下 、気密性 C値=0.1c㎡/㎡、耐震等級3の住宅」を設計・施工させて頂いている工務店です。
昨日までの大雨で小松市は、大きな水害がありました。
これから新築(注文住宅)をお考えで土地も必要な方は、土地の選び方がとても重要になります。
この地球の温暖化の影響ででいつどこで自然災害が起きるかわからない時代になりました。
まさか、この小松市でこのような大雨の被害が出るとは思ってもいませんでした。
そこでこれからの土地探し、選びにはハザードマップの重要性が大きくなると思います。
安心・安全な注文住宅には土地選びが重要!
注文住宅を建てる時にポイントとなるのが「土地探し」です。
どこのどのような土地でどのような暮らしをするのか・・・まず決めなくてはいけません。
その際に重要になのが「ハザードマップ」です。
ここ最近は、日本でも集中豪雨による洪水や土砂災害、地震による被害が起きています。
そこで注文住宅をお考えの方は、自然災害による被害から家族と住宅を守るためにも、
リスクの少ない土地を選ぶことが大切です。
そこで土地探しに活用していただきたいハザードマップについてお話します。
土地選びに必要な「ハザードマップ」とは?
ハザードマップとは、その地域にどのような災害の被害があるのか示した地図のことです。
基本的には、自然災害による被害の軽減や防災対策を目的として使用されるのですが、
2020年7月以降、宅地建物取引業法の改正に伴って、不動産取引の時にもハザードマップが
用いられるようになりました。
その目的はまさしく水害リスクの説明です。
その土地がいかに安全であるか、また災害時にはどのようなリスクがあるのかなどについて
事前に知っておくことで、安心・安全な家づくりをすることができます。
ハザードマップでわかること
ハザードマップでわかる災害は以下のことです。
・洪水
・土砂災害
・津波、高潮
・地震
・火山噴火
などです。
その土地でこれらの災害が起きた時に、どの程度の危険があるのか、避難場所や避難経路はどうなっているのかなどをハザードマップで見ると、土地選びの目的の一つになります。
「ここは、洪水になりやすい」
「ここは地盤が弱そう」
など、不安な要素を一つづつ取り除いていくことで、希望の土地を絞り込むことができます。
土地選びの時のハザードマップの活かし方
土地を選ぶ時には、ハザードマップが参考になります。
そこでハザードマップを活用した土地選びのポイントをお話します。
①どれくらいリスクがある土地なのかを知る。
希望の土地が見つかったら、ハザードマップを見てどのような災害がどの程度のリスクがあるのか調べましょう。
日本は、災害大国と言われるくらいで様々な所で自然災害が起こります。
100%災害リスクがない土地はありません。
一般的に、川や海に近いところや、山間部などは自然災害のリスクが高いです
また、同じような地形や環境であっても、危険度が全然違うこともあります。
思い込みで判断せず、ハザードマップを参考に、どの程度安全な土地なのか見極めるようにしましょう。
②古地図もあわせて調べましょう
ハザードマップに加えて古地図もとても重要です。
古地図では、昔その場所に何があったのか?どのような地形であったのかを知ることができます。
「昔は、海で埋め立てて造られた土地だった」
「以前は、沼地だった」
などのような場合は、洪水になりやすや地盤が弱いなど自然災害の被害を受けやすい地域と言われています。
以上より、古地図も参考資料に加えてください。
③リスクを知ったうえで対策をしましょう
先ほど話したように、100%リスクのない土地は見つかりません。
ハザードマップを見て、「あれもダメ」「これもダメ」・・・とマイナス部分ばかりに気が行ってしまうと、いつまでたっても土地を探すことができません。
注文住宅は、土地を探して終わりではありません。
そのあとも、家を建てるためにすることがたくさんあります。
ハザードマップを参考にする場合は、気にしすぎて土地が決まらない!
ということにならないようにしましょう。
注文住宅の土地選びはハザードマップと災害対策が重要!
注文住宅で土地を選ぶときは、価格や環境面など様々な要素を考えて検討しますが、
迷ったときは、ハザードマップを活用することをお勧めします。
ただし、あまり慎重になりすぎて決めれないと、家づくりがなかなか進まなくなります。
ハザードマップに頼りすぎるのではなく、希望の土地がどれだけリスクがあるかを知り、
対策を事前に手だてすることが大切です。
アイラシックホームでは、土地探しから家づくりまで皆様のサポートをさせていただいております。
不安な要素でもある地震に対するリスクについても、構造計算、耐震等級取得、地盤調査など、ひとつずつ不安を解消していきます。