1.断熱
断熱とは、壁、床、屋根、窓を通して住宅の内外の熱の移動を少なくすることです。
住宅の断熱性能は「外皮平均熱貫流率」(UA値)で示されます。数値が小さいほど省エネ性能が優れています。
2.日射
夏に室内の温度が上がる最も大きな要因が、外部からの日射熱です。
そのために、夏は、日射を遮蔽して、室内の温度を抑えることで、冷房に必要なエネルギー(電気使用料)が抑えることができます。
住宅の日射遮蔽性能は、冷房期の「平均日射熱取得率」(nAC値)で示します。
数値が小さいほど省エネ性能が優れています。
3.気密
住宅に隙間があると、その隙間から空気が出入りすることで熱が室内外で移動します。熱の移動を少なくするために隙間を少なくするのが気密対策です。
気密性能だけ強化するのは、室内環境が悪くなるので、必要な換気量を確保することも重要です。