ZEH=高断熱+高効率+太陽光発電
今は、高効率な給湯器(エコジョーズ・エコキュート)は、一般化しています。
これらを導入し、照明器具をLEDを使えば創エネを除く省エネ率20%の基準は簡単です。
ZEH住宅(ゼロエネルギー住宅)では、太陽光発電の取り付けではなく、エネルギー効率の高い住まいづくりのための気密・断熱性能が求められます。
スーパーウォールのお家では、ゼロエネルギー住宅の基準として、Q値1.9以下C値0.5以下を推奨しています。
Q値(熱損失係数)とは?
窓・玄関・床・壁・天井・隙間などを通して、室内から外へ逃げる熱が床面積1㎡あたり、どれくらいあるかを表したものです。
数値が小さいほど断熱性に優れていることを示します。
C値(相当隙間面積)とは?
床面積1㎡あたりの住まいの隙間面積を表したもの。
数値が小さいほど気密性に優れていることを示します。
太陽光3.5キロ設置で子育て家族(30代夫妻と2歳、4歳、6歳の3人のお子様)
年間の買電料金が平均で4,587円でした。
売電価格が平均8,150円でした。
真冬は、エアコンを24時間運転し、リビングの室温が22℃、脱衣室20℃、トイレ20℃となっています。
電気代は約一万円。
夏は、リビングでエアコンを24時間運転で電気代は、5,600円。
リビングの室温は26℃寝室は、27℃となっています。
まとめ
ZEHの家にするとやはり電気代は安いですね。
24時間エアコンをつけているとひと昔のお家なら月に3万円ほどかかっていたのではないでしょうか。
室温を見れば快適な温度だとわかりますよね。
なんとなくZEH(ゼロエネルギー住宅)は良いとわかったけど、本当にZEHって必要なのか?
国は、何を考えているのか気になりますよね。
2018年5月に発表された新しいロードマップ
2030年に向けて「さらなる強化外皮基準が施策誘導される」と発表されましたが、これは、現在、ZEH(ゼロエネルギー住宅)と言っているお家は標準化し、ZEH(ゼロエネルギー住宅)のさらに上をいく仕様のZEH+やLCCM住宅がこれから展開し、普及していくことを指します。
なぜ、ZEH+の普及が目指されるのか?
エネルギー基本計画では、再エネが主力電源となり、変動する再エネ大量普及のためには、ZEH+が必要だと言っています。
簡単に話すと
◆ZEH +の創設、普及
◆気象条件や建築地特有の制約への対応
◆ZEHビルダー制度の運用開始
◆2030年目標に向けて
エネルギーは自家消費
・エコキュートなどの給湯器のエネルギーは、昼間の太陽光発電が稼働する時間帯に使用し、除荷消費率を高める
・電気自動車を購入し、日中の余剰発電の電気を電気自動車(EV)に充電する。
創エネ設備(例、太陽光発電)がない家は、電気を買うことに。しかも高い!
自分で電気を創れない人は電気代が高く、高くなっていくでしょう。
将来 ZEH(ゼロエネルギー住宅)は、どうなっていくのでしょうか?
今、日本が置かれた状況や世界の状況を言いますと、脱酸素の実現を目指し、化石燃料を減らす方向です。
そのためZEH(ゼロエネルギー住宅)やZEH+はもちろん、ZEHのさらに上をいくLCCM住宅を普及させる必要がありそうだということです。
*LCCM住宅とは、Life Cycle Carbon Minus:ライフサイクルマイナス住宅のこと(住宅の寿命の中で、建築時、住んでいる間、廃棄時において省CO2に取り組み、さらに太陽光発電などを利用して、生涯でのCO2収支をマイナスにする住宅)
まとめ
LCCM住宅とまではいかなくても、時代の流れは省エネ住宅で間違いないですよね。
これからはZEH(ゼロエネルギー住宅)以上のお家を建てないと後から後悔し、資産価値まで下がるかもしれませんよね・・・。
弊社アイラシックホームでは、ゼロエネルギー住宅には、自信があります。
なんでもお気軽にお問合せしていただければ嬉しいです。