注文住宅コラム高性能(高気密高断熱)
2021.12.13

気密測定の結果お施主様も安心

今日は、小松市の平屋の新築現場の気密測定でした。

気密測定は、施工業者にとって通知表みたいなものです。

なぜなら、気密測定の結果で、そのお家の隙間の大きさがわかるからです。

それは、断熱材をどれだけ性能の良いものを入れても、隙間があれば冷暖房費をどれだけ使っても暖かくなりません。

私たちは、大工さんが断熱材を入れた後、気密をよくするために隙間をなくす努力をしております。

その気密測定の結果が示されるからです。

小松市の平屋の現場の気密測定の結果、C値0.15㎠/㎡でした。

現場監督は、ホッとするのと素晴らしい結果で喜んでいました。

 

 

では、気密測定って本当に必要なのか、お話しましょう。

今年の4月から、

「建築士がお施主様に対して、その建築会社のお家が省エネ基準に適合しているかの説明を義務付ける」

が決定しています。

もちろん今は、説明されているはずです。

「高気密・高断熱」という言葉は、もう20年ほど前から使われ始め、

今やどこの会社でもうたっておりますが・・・・・

しかし、実際その性能の差はピンキリ、というのが現状です!

 

この断熱材の厚さ「高断熱」と同じくらい重要なのが「気密」なのです。

どれだけ分厚い断熱材を入れたとしても、隙間だらけの家では、残念ながら断熱効果は

発揮できません。そして換気もできません。

住宅にできる隙間は、設計段階の計算上では出すことができません。実際に測定器を

使っての「実測」が必要になります。

 

以上のことから、気密測定は、私たち施工業者、現場監督、大工さんはにとって通知表なのです。

お施主様もこの数字でご自身のお家は、高性能なのだということがご理解していただけました。