皆様、こんにちわ。
弊社は石川県小松市を拠点に小松市,能美市,加賀市を中心に
「全棟気密検査実施 、 断熱性能UA値=0.34W/(㎡・K)以下 、気密性 C値=0.1c㎡/㎡、耐震等級3の住宅」を設計・施工させて頂いている工務店です。
アイラシックホームでは、新築した全棟を気密測定します。
先日も小松市下粟津町の現場で気密測定を行いました。
お施主様立ち合いのもと実施しました。

気密測定の重要性についてお話しましょう。
ここ最近、気密性能は、断熱性能と同じく建物の性能をあらわす言葉として
よく耳にすることが増えてきました。
気密性能とは・・・
気密性能とは住宅の隙間の大きさを表す数値です。
また、気密測定とは、機械によって測定する検査のことをいいます。
気密性能のことをC値といい、数値が小さければ小さいほど
高性能な住宅ということになります。
C値の単位は〇・〇㎤/㎡という単位で表され、住宅の隙間の大きさを
数値で表すことができます。
では、気密性が悪いとどうなるの?
気密性が悪いと、隙間の大きな住宅は、壁の中の断熱材の性能が100%
発揮できなかったり、換気のバランスが悪くなりせっかく1種の換気システムを
設置していても換気の効率が悪くなります。
また、壁打ちの結露や室内のカビの原因になったりします。
逆に隙間が小さければ断熱材の効果を充分に発揮でき、
換気の効率も上がります。また、結露やカビの発生を抑え家の寿命を
延ばすことができます。
気密測定は、机上の計算で求めることはできません。
実際に完成した建物に測定器を設置して測定して初めて性能がわかります。
まとめると気密性能は測定して初めて語れる建物の性能なのです。
アイラシックホームは、全棟気密測定を行っております。
気密測定には、お施主様に立ち会っていただきます。

気密測定の基準はあるの?
ここ石川県小松市では、平成11年の次世代省エネ基準では、
C値 5.0㎠/㎡という基準があります。
しかし推奨なので守らなくても良いのでその当時はほとんど守られていませんでした。
お客様からこのような質問がありました。
「家の住宅の気密性が高すぎるのは、良くないと言われました、本当ですか?」
「気密の性能ばかり言っていて本当の家づくりになっていない。気密測定まで
費用もかかるしいらないと言われました、本当ですか?」
「気密性能より、断熱性能や断熱材が大切ですと言われましたが、本当ですか?」
どれも間違いではないのですが、かといって正しいということではないので
困ってしまいます。
お客様に必ずお聞きしているのが、
「その会社さんは、全棟気密測定していますか?」
と聞くと
「していないです」
が現状です。
結局、測定をしているかどうかが重要であって、理由は何であれ、測っていなければ
よくわからない性能ということです。
「気密測定をしてほしい」と話して、「できません」とか「うちではしていません」
などと言われた場合、ほとんどの場合、測ったことがないか、性能に自信が持てないかの
どちらかだと思います。
まとめ
アイラシックホームでは高性能な住宅を建てる上で、気密性能はとても重要だと考え、
断熱材の性能を100%確保するために確実な気密施工を行い、お施主様の家を守る
ことができると考えています。
気密性能が低い家は、外気が入りエネルギーロスが多く、断熱材の性能を100%発揮
できません。隙間の多い家が寒かったり、暑かったりするのは当たり前です。
どんなに良い断熱材を使用しても隙間だらけでは、断熱効果がなく、内部結露を起こし
柱や土台を腐らせてしまします。
気密性能は、測定して初めてわかる性能です。
断熱性能(UA値)は家を建てる前に計算できますが、気密性能(C値)は家が完成し、
1軒づつ気密測定器で測定をしなければ算出できません。
いわば、アイラシックホームの施工技術を最終的に判断する数値です。
子供のころの通知表です。
アイラシックホームは断熱性能と気密性能のふたつを高めて資産価値の高い住宅を
ご提案します。