2022.10.17

高断熱・高気密でつくる冬暖かい家

皆様、こんにちわ。

弊社は石川県小松市を拠点に小松市,能美市,加賀市を中心に

「全棟気密検査実施 、 断熱性能UA値=0.34W/(㎡・K)以下 、気密性 C値=0.1c㎡/㎡、耐震等級3の住宅」を設計・施工させて頂いている工務店です。

10月に入り石川県小松市は、ラニーニャ現象で最高気温12度の日がありました。
私も、エアコンのリモコンも暖房に切り替えました。
しかし、高気密高断熱の家に住んでいるスタッフは、暖房がいらなかったそうです。
家を出た時に寒いと感じ、上着を取りに戻ったそうです。

今回は、高気密高断熱の家を小松市で建てるときに大切にするポイントを、お話しさせていただきます。

エピソード

先日、注文住宅を上棟させていただいたお施主様に、「なぜ、家づくりで、高性能住宅を施工している会社の中で、アイラシックホームを選んでもらえたんですか?」とお聞きしました。

すると、お客様から
「はじめは、たくさん建築している会社でいいと思っていたんです。でも、いくつか住宅会社を訪問していた1社が『家を建てるのなら、数字ですよ!』と言われ、勉強しました。そして、冬暖かい家で調べましたよ。」と答えてくださいました。

なるほど、アイラシックホームを選んでくださった理由が明確になりました。

では、どうして冬暖かい家を手に入れることができるの?

家を建てるにはなら、誰もが”冬暖かく、夏涼しい家”を手に入れたいですね。
では、どうすればそんな住宅を建てれるの?
「冬暖かく、夏涼しい!」とうたっていながら、実際に住み始めると「冬寒くて、夏暑いやん!電気代も高いし!」ということが、残念ながらあります。

そうならないためにも住宅会社のいうことをうのみにするではなく自分で考えられるようになりましょう!

まず寒さ、暑さに対してどのようにしたいのか、ここから考え方の違いがあります。

『冬少しの暖房で暖かい家、夏少しの冷房で涼しい家』

『暖房無しで暖かい家、夏冷房無しで涼しい家』

このような2つの考えがあります。

冬少しの暖房で暖かい家、夏少しの冷房で涼しい家

「冬も暖かい家に住みたい!」
皆さん、誰もが願うことです。
もちろん、各部屋にエアコンやヒーターなどの暖房器具であたためることができます。
しかし、たくさんのエネルギーとたくさんの電気代を使うことになっています。
現在、家づくりでは、設計や条件にもよりますが、エアコン1台で冬暖かい家をかなえることができます。
しかも、家中どの部屋に行ってもほぼ同じ温度になります。
そのような暮らしをしたいのなら、住宅を高気密・高断熱な高性能住宅を作ることが必須です。
でも正直なところ、
「高気密・高断熱の家」
と、最近では、ほとんどの住宅会社が、その会社の特長としてうたっていますので、「どこの住宅会社に建ててもらっても問題ないのでは?」と思われるかもしれませんが、残念ながら、それは違います!
実は高気密・高断熱には、どれだけの数字が高断熱・高気密だという定義がありません。
「この家は高断熱だ!」と言ってしまえば、高断熱の家になってしまうのです。

では、どうすれば見分けられるの?

冬暖かく、夏涼しい家が欲しい方、ぜひ知っていただきたい数値があります。
まずは、断熱性能を示す数字であるUA値です。
アイラシックホームの会社がある石川県小松市では、日本全国を気候にあわせ、8つの区域に分けた地域区分では6地域になります。
新しくなった断熱等級4では、0.87という数値を確保する必要があります。
まず、ここが第一段階です!
2021年4月から、家を建てる会社は、省エネ性能の説明義務化されましたので、ハウスメーカーや工務店から必ず説明がありますが、この数値の確認を必ずしてほしいです。(説明されない住宅会社は、法律違反です。)

さらに、ご注意が必要です!

この数字を達成していたからといって、夏も冬も快適な暮らしができるということにはなりません。
高性能な家の上を見ればキリがないし、もちろん高断熱性能だけで「冬暖かい!」という快適が決まるわけではないのですが、石川県小松市で、「冬暖かく、夏涼しい」暮らしを光熱費を抑えながら、可能にするにはUA値は、0.46以下は必要です。

次は、C値のお話をします

これは、家のスキマを表す数値です。つまり気密の性能を表しています。
UA値については、先ほどご説明したように一応基準はありますが、C値については法律などで規定されていません。
なので、C値が3.0であろうが、0.1であろうが、あなたが注文しようとしている住宅会社さんは、「高気密の家です!」といえば、高気密の家になってしまいます。
こちらについては、数字の基準がないので言いにくいですが、C値=0.3はほしいところで、C値=0.1以下までいけば理想的です。
ざっくり言うと、35坪ぐらいの家だと、C値=0.5は、名刺ぐらいのスキマがあるとお考え下さい。
先ほど、断熱性能(UA値)は、設計段階で出される数値なので、契約前にご提示できますが、C値については、建築が進み、気密測定をしなければ出せない数値です。

重要なポイントは、住宅会社にC値を聞くときは、その会社の基準を聞くことはもちろん必要ですが、「気密測定」をしているかも確認することです。
「普段から0.5出していますから、今はしていません。でも大丈夫です」
なんていう言葉で安心してはいけないです。

気密性(C値)は、気密測定をしなければわかりません!

高気密・高断熱な高性能住宅は、数値の確認も重要ですが、いかにしっかりと施工しているかが、本当は一番大切なのです。
「そんな数字を覚えられないわ!」と言われる方もおられると思います。
そのようなとき、もっと簡単にしっかり高気密・高断熱に取り組んでいる住宅会社かがわかる質問があります。
「UA値やC値って最近よく聞くのですが、何ですか?」
「あなたの会社の断熱性は、G2グレードですか?それともG1ですか?ひょっとして省エネ基準ですか?」

これらに答えられなかったら、「冬暖かく、夏涼しい家」を求めるのは、そもそも無理があります。
検討する会社から外されてもよいかもしれません。
手っ取り早く、その住宅会社で建てた住宅のUA値、C値、断熱性能のグレードを聞いてみるのもよいかもしれません。

アイラシックホームでは、
全棟気密測定実施、断熱性能UA値=0.34W/(㎡・K)以下,C値=0.1㎠/㎡台の家づくりをお客様に明確にお伝えしてしています。

冬暖かく、夏涼しい家で快適な暮らしの実現をご提供させていただいております。