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アイラシックホームでは、高気密高断熱住宅(UA値=0.34、C値=0.1代を標準)
を標準として、基本性能の高い住宅をご提供しております。
そうすると、基本的にどのような冷暖房器具を選んでも、
普通の家よりは冬はずっと暖かく、夏はずっと涼しく過ごすことができます。
それだけでも今までの家と比べれば、とても省エネで快適な暮らしができるのですが、
せっかくこだわった高性能住宅なので、エアコンをはじめとする省エネ設備にも
目を向けて選べるといいですね。
ということから高気密高断熱住宅でのエアコンの選び方についてお話します。
高気密高断熱住宅のエアコンの注意点
高気密高断熱住宅では、エアコンの選び方や運転の仕方が
普通の家とは、大きく違ってきます。
今までに使っていたエアコンと同じ感覚では、うまくいかないことが起きてきます。
例えば、エアコンの選び方を間違えると、正しく動いてくれなかったり、
ものすごく過剰な温湿度環境になったり、
そこで正しい知識を身につけていきましょう!
高気密高断熱住宅はエアコン1台でいいの?
よく”エアコン1台で家中暖かいく涼しい”という宣伝文句を聞かれると思います。
これは、条件があえば本当です。
その条件が次の2つです。
1,部屋などで仕切られていなく、空気がつながっていて、暖房用のエアコンが1階
についていること、冷房用なら家の1番高いところに取り付けていること。
2,家中に空気を送る設備があること。
この2つのどちらにも当てはまらない場合は、1台のエアコンで家中を温めたり
冷やしたりすることは無理です。
また、1台で暖めたり、涼しくすることが必ずしもいいことばかりとは限らないです。
エアコンは、室内の中に強力な熱や冷気があり、それを風に当てることにより
空気を通して家の中に熱や冷気を供給する設備になります。
どうしても室内機のあるところが最も暖かく、涼しくなり、離れているところは
熱が届きにくくなります。
大きな家であれば、エアコンは無理に1台にするのではなく、2台にして
熱源を分散させた方が家中の温度ムラが少なくなります。
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高気密高断熱住宅のエアコンはどこに取り付けたらいいの?
普段は、エアコンの取付位置は、天井付近に取り付けすることが多いです。
なぜなら、暖房で動かすときは、下に向かって空気を出せば、
暖かい空気は勝手に上に上がり、お部屋の温度を均一にしてくれます。
冷房で動かすときは、エアコンから水平に吹き出した冷たい空気は
勝手に下に降りていき、やはりお部屋の温度を均一にしてくれるからです。
普通の壁掛けエアコンは、取り付けたエアコンより高いところを
冷やすことはできません。
また、エアコンよりも3m以上下にある空間を温めることも難しいです。
それよりも上を冷やしたり、下を温める場合は、その冷気や暖気を
上げ下げする設備が必要になります。
よくシーリングファンを取り付けてあるところを見ますが、
エアコンからでる空気は600㎡/hほどで、大変多いので、
送りたい冷気や暖気に相当する空気の量を動かせるのかは、
計算が必要になります。
各お部屋にエアコンが設置していれば問題はありませんが、
家中のれ暖房を1台のエアコンで行いたいのならば、
冷房のエアコンであれば、家の1番高いところに取り付け、
暖房のエアコンであれば家のなるべく低いところに取り付けることが最善です。
また、エアコン1台で動かすのであれば、
上下の空気を600㎡程動かすことができるファンなどが必要になります。
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高気密高断熱住宅のエアコンはつけっぱなしがお得なの?
日本の夏は蒸し暑いので、暑い日は、一日中除湿のために運転が必要になります。
エアコンの電気の消費量が多くなるのは、室外機のコンプレッサーが
冷媒を圧縮しているときです。
コンプレッサーはインバーター機能があり、回転数をある程度コントロール
することができますが、車のエンジンと同じように、
最も効率の良い回転数というのが機種ごとに決まっています。
その回転数で安定して運転しているのが最も省エネ性能が高い状態になります。
エンジンをかけたり消したりを繰り返すと、
かけた時はアクセル全開、消したときは動かないという、
非常に燃費の悪い車の運転の仕方と同じになります。
車で同じ距離を走ろうとすると、アクセルをオンとオフを
細かく繰り返す運転よりも効率の良い速度で
安定した運転で走った方が燃費が良くなります。
高気密高断熱住宅の家であれば、夏は基本的にエアコンは連続運転がお得になります。
しかし、アイラシックホームでは、高性能住宅で実際住み始めたお施主様の
お意見もお聞きしていろいろエアコンの動かし方を考えております。
アイセグで電気料金の管理も可能になったのでエアコンの効率よい稼働の仕方を
アドバイスできればと思っております。
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高気密高断熱住宅のエアコンの取付での注意点
高気密高断熱住宅の家では、エアコンの能力が課題になりすぎる傾向にあります。
個室に一台ずつエアコンを取り付けるのではなく、なるべく一つのエアコンが
多くの容積を担うように設計した方がエアコンの性能を
上手に活かすことができます。
例えばリビングに吹き抜けがあるのであれば、リビング+2階の吹き抜け周りの
空間も効力を発揮できるように考えたいものです。
また、家全体の空間がつながっているのなら、家全体を一つのエアコンで
担うような計画にした方がエアコンの性能を十分に発揮できます。
暖かい空気は上に上がり、冷たい空気は下に下がります。
この空気の流れを逆流するには、多くのエネルギーが必要になります。
できるだけ、冷房で使うエアコンは上に取り付け、暖房で使うエアコンは下に取り付けるのが良いです。
電気料金が高騰しているなか、ランニングコストが家計の圧迫にならないように
住宅に関すること・電気代に関して・太陽光発電など分からないことがあれば
お気軽にアイラシックホームにご相談いただければと思います。