2023.05.26

新築で失敗したくない!性能?デザイン?大きさ?

皆様、こんにちわ。

弊社は石川県小松市を拠点に小松市,能美市,加賀市を中心に

「全棟気密検査実施 、 断熱性能UA値=0.34W/(㎡・K)以下 、気密性 C値=0.1c㎡/㎡、耐震等級3の住宅」を設計・施工させて頂いている工務店です。

皆様、新築を考えているのですが・・・
性能?おしゃれ?大きさ? 何を重視すればいいのかわからない! 

と思われる方にちょっとお話させていただきます。

「家を建てようかな」というのは、お家を作ることが人生の目的ではなく、
そのお家で快適に暮らせるということで幸せの一つが満たされるということになりますかね。

とにかく、高価な買い物なのでいろいろ悩みます。

幸せに暮らすのには、お金が必要になりますので、すべての収入を家づくりにかける
わけにもいかないので、どのようにして理想の家に近づけるかというお話をしましょう。

注文住宅の費用を3大要素に分けてみましょう!

1,デザイン= 内外装などのデザインとその設計料

2,性能 = 断熱や耐震、構造、耐久性 など

3,大きさ= 延床面積等様々な面積

工事費= (デザイン×コスト)+ (性能×コスト)+ (面積×コスト)

上記の三要素をどのようにお金をかけた場合のをパターンでお話しましょう!

1,三要素を同じように平均で行くパターン

「そこそこおしゃれで、そこそこ性能もよく、そこそこ広い」

「失敗したくないし、損もしたくないし、得もしなくてもいい」
よくわからないことがたくさんあるから、普通で標準を抑えてコスパのよいお家にしたい!
という感じかな? でもピンと来ないですね!

普通のデザイン、性能、そこそこの広さと思われているのは、
やっぱりコスパ、金銭的に損したくない!が強いかな?

『このようなお家をお求めなら、納得のいく建売を探す方法もあるかも?』

特にこだわりもなく、とにかく普通の間取りと性能と価格という場合、
なかなか見つからないと思いますが、
ある程度のデザインと性能にもこだわっておられる建売の会社もいらっしゃります。
あとは、住もうと思っている地域にあるかどうかですね。

見つからない場合は、そこそこの性能と間取りにこだわっていそうだな
と思える会社さんに相談してみてもいいかも。
しかし、建売の業者さんの住宅が安いのは標準仕様で決めているからで
変則的になると割高になります。
普段、使用していないので断熱・気密等見えない部分については
慣れていない会社はどうですかね。

となるとやはり注文住宅かなー。
でも予算がなー。

ということでわからなくなりますね!

「そこで大きさを小さくして注文住宅を考えましょう!」

コストを重視しなくてはいけないのなら、
一番優先したいことを決めることがキーポイントです!

どれだけ小さくできるかは、あなたの暮らし方の改革(断捨離)と
工務店の腕の見せ場ですので、ぜひ相談をしましょうー!

2,おしゃれなデザインを優先した注文住宅の場合

やっぱり、せっかく新築するんだから、素敵なお家でお友達に自慢したい!
寒さ・暑さは我慢するし、暖房やクーラーとかで何とかなるでしょう!
とネットで見つけたとってもおしゃれなデザインバリバリのデザイン重視の
設計事務所兼工務店の打合せを重ねました・・・
とっても見た目おしゃれなプランがほぼできました・・・

たまたまネットで見つけた、住まいに関する不満を見ると

*寒い・熱い
*虫が入る
*メンテナンスにお金がかかる
*老後の生活動線

等、今はデザインはとっても気に入っているんだけど、
寒い・熱いの断熱は後から工事できないなぁー
やっぱり、寒いのは問題起きないようにしたいなぁー

もう少し見てみると
断熱性が低いと電気代が大きく違ってきます。
なぜならエアコンだけでは寒いのでオイルヒータ等を使う
とさらに電気代がかさむとなると・・・

やっぱり、もう少し断熱性能にも予算をかける必要があるなー。
見た目は気に入っているのになぁー。

ちなみに、おしゃれなデザインを実現するのに費用をかけたのに
何回か冬と夏がくるのを考えて・・・。

ということで見た目も考えられて、断熱・気密にも詳しい工務店にご相談をしてください。

予算にも限りがあります。
見た目も重視しつつ性能も間取りも、となるとお家を小さくする方向になります。

3,大きさを優先した場合!

家族が多いので、見た目とか性能は我慢します!
家族が多いし、モノも多いから大きい家がいるよねー。

それぞれの個室が8畳ずつあって、昭和の下宿のように部屋が廊下沿い
に並ぶようなイメージしていませんか?
個室を大きさで工事費用がどれくらい増えるか、試算してみましょう!

条件1)70万円/坪 という工事単価の注文住宅を考える
条件2)こども3人います

注意) 上記の坪単価は、建物全体の費用を坪数で割ったものなので、
    今回は総額を建坪で割った価格になっています。普通は坪単価で表していないです。

★それぞれに6畳(=3坪)の個室をつくって上げようと考えている場合

  3坪×3部屋=9坪

  9坪×70万円=420万円(税別)

★それぞれに3畳(=1.5坪)の個室をつくってあげようとすると

  15坪×3部屋=4.5坪
  4.5坪×70万円=210万円(税別)

結果 子供室の大きさを半分にすることで210万円の価格の差が出ました。

この金額の差で断熱性能を上げることができます。
年間の電気代もおおきく変わります。
そしてメンテナンス費用も変わってきます。

また、高断熱住宅にして、リビングに階段をもってくることで
リビングに廊下的な役割を満たせることで、
廊下を作るコストを下げることができます。


 間取りなどにかかわってくるので、住宅会社にいろいろ
 ご相談してみてはいかがでしょうか。

4)住宅性能を最優先!

最近は、「冬、寒いのはイヤです!」というご相談が多くなっています。

性能とランニングコストのバランスは、電気代高騰のなか、
非常に考慮していく必要があります。

また、地震の発生も増えていて耐震のこともよくご相談されます。

台風や水害など自然災害も増えてきているなか構造などの
質問も増えてきています。

まとめ

1~4ですべてをかなえたいとなると予算が足りなくなりますね。

そのようなときは、家を小さくです!

何を重視するかは、家族でコミュニケーションをし、
お客様に寄り添ってくれる住宅会社をおすすめします。