2023.08.22

気密測定実施、加賀市 全棟気密測定! 

皆様、こんにちわ。

弊社は石川県小松市を拠点に小松市,能美市,加賀市を中心に

「全棟気密検査実施 、 断熱性能UA値=0.34W/(㎡・K)以下 、気密性 C値=0.1c㎡/㎡、耐震等級3の住宅」を設計・施工させて頂いている工務店です。

快適な新築住宅にするには、断熱性能とセットで必要なのが「気密性」です。

「気密性」とは、「どれだけ隙間のない家か」ということです。

「風通しの良い家がいいのでは?」と思われる方もおられると思いますが、

隙間のある家は、温まりにくく、底冷えし、花粉やなどが入りやすくなります。

そこで高気密な新築住宅にする理由をポイントを抑えてお話します。

失敗しない住宅選びで重要なポイント「高気密」とは

室内と屋外の間の壁で隙間が生じないように、隙間を少なくすることを
「住宅の気密処理」といいます。

具体的には建材と建材の接合部分や断熱材と建材などの接合部分を
気密テープやコーキングなどで隙間をなく施工していくことです。

気密性を高めるには、通常よりも多くの専用部材と、隙間をなくすていねいな施工を
行うための高い施工技術が必要になります。

手間やコストはかかりますが、高気密で快適な家を作るには絶対に欠かせないのです。

戸建て住宅の気密性の必要性は、国も重く受け止めています。

気密性を表す数値としましては、「C値=隙間相当面積」という値があります。

C値とは、建物の床面積1㎡あたりの隙間の面積を表す数値で、小さいほど高気密だということです。

高気密住宅が必要な4つの理由

高い気密性が必要な4つの理由

(国土交通省の外郭団体IBECから出版されている「住宅の改正省エネルギー基準の解説」より

1、漏気負荷を減らし省エネルギー化と室内温度環境の快適性の向上を図る

2,壁体通気を抑制し、断熱性能の低下を防ぐ

3,壁体内部結露を防ぐ

4,計画換気の性能の保持

わかりやすくお伝えすると以下の4つになります。

理由①「省エネルギーで部屋の温度を快適にする」

気密性の低い家は、夏は蒸し熱く、冬は寒くて不快になります。
冬は暖房をつけても、暖かい空気が屋根から外に漏れてしまい、
漏れた分、冷たい空気が床から家に入ってしまいます。

そうなると、足元が冷えてしまいます。
夏は蒸し熱い外気が入ってしまい、エアコンをガンガンつけてしまい、
電気代がかかってしまいます。

快適性と省エネを考えると、家の隙間は少なくする必要があります。

理由②「断熱性能の低下を防ぐ」

グラスウールなどの断熱材は繊維でできているので、隙間があると風などの外気が入り込みます。

衣類に例えると、断熱は、「温かいセーター」で、気密は「ウィンドブレーカー」です。
真冬の凍えるような強風に備えるためには、厚いセーター(断熱)の上に風を通さないウィンドブレーカー(気密)を羽織る必要があります。

つまり断熱の性能を発揮するには、気密性を高めることが重要になります。

理由③「壁の中がビショビショになるのを防ぐ」

冬は、外は、乾燥した冷たい外気で、室内は暖かく、水蒸気をたくさん含んだ空気になっています。
そのため、外壁や床工事、天井に隙間があると、隙間から湿気が壁のなかや床下、天井に流れこんでしまい、壁の中が結露してしまい、柱などを腐らせてしまい、壁の中がカビだらけになってしまいます。

家の腐敗などの劣化を防ぐためにも、隙間は極力なくしましょう。


理由④「換気効率が良くなり、イヤなにおいの発生を防ぐ」

人間が生活すると、水蒸気や二酸化炭素、においなど様々な汚染物質が発生します。

これらの汚染物質を屋外に速やかに排出するには、定期的な換気が必要です。

昔の家は、隙間が多かったので、換気の大切さは、あまり注目されませんでした。

ところが、近年は、大壁作りの住宅なので、部分的に隙間の多い部屋と、隙間の少ない部屋が混ざっています。

気密性が低いところがあると、換気がうまくできなくて、汚染物質がたまってどよんだところを造らないためには、家の隙間はどの部屋であっても少なくする必要があります。

高気密・高断熱住宅で丈夫な家をつくる!

劣化対策の一つである内部結露を防ぐには、外壁から室内に水蒸気を入れないことが重要です。

高気密・高断熱である高性能住宅であるとうたっている住宅会社でも、壁の気密処理を丁寧に行っている会社は少ないです。

高断熱のみに力をいれ、気密性をおろそかにしている会社はまだまだ多いのです。

気密処理や気密性をおろそかにした結果、隙間風が発生したり、床が冷たくなったり、壁の中にカビがはえてしまうのです。

アイラシックホームでは、一棟一棟気密測定を実施し、C値=0.19㎠/㎡以上の気密性をお約束しています。

そして、お施主様立ち合いのもと気密測定をしております。

先日の加賀市で気密測定をした結果も下記のとおりです。