皆様、こんにちわ。
弊社は石川県小松市を拠点に小松市,能美市,加賀市を中心に
「全棟気密検査実施 、 断熱性能UA値=0.34W/(㎡・K)以下 、気密性 C値=0.1c㎡/㎡、耐震等級3の住宅」を設計・施工させて頂いている工務店です。
アイラシックホームでは、住宅にかかる費用と
住み始めてからの将来のランニングコスト、リフォームにかかる費用も
考えたうえでの家づくりをご提案させていただいております。
なぜならアイラシックホームの家づくりの考え方は、
そこにご家族が末永く幸せに住み続けていただけることを第一に考えているからです。
では、現在、ずっとかかるランニングコストである電気代が高騰しています。
家計を圧迫するこれからの電気料金は、安くなるの?高くなるの?気になりますね。
これからの電気料金がどうなっていくのかお伝えしたいです。
ちなみに今後の電気代は、どんどん上がっていくことはご存じですか?
電気代が上がる理由
1,再生可能エネルギー賦課金の上昇
原因の一つが再エネ賦課金の上昇になる電気代の高騰です。
ところで再エネ賦課金って何?
これは20212年に始まった「再生可能エネルギー固定価格買取制度」で
定められている、太陽光や風力といった再エネで発電した
電気を買い取るためのお金のことです。
実は、再生エネルギーの普及による売電にかかる費用は、
税金や電力会社から支払われているわけではないのです。
皆さんの使用量から集められて再エネ事業者に支払われています。
そうなんです、
電気を使用している私たちが支払っているのです。
ちなみに「2021年度は再エネ賦課金として1Kwあたり3.36円加算されています。
月々約1万円の電気料金なら約1000円が費用として電気代に上乗せされています。
この再エネ賦課金は2030年には、ピークになり5.22円が加算される予定です。
2,原子力発電所の賠償金と廃炉費用
さらに福島原発事故と賠償負担金が2020年より電気託送料金として
電気料金に上乗せされています。
賠償負担金 2.4兆円
廃炉負担金 4740億円
この廃炉負担金も、現在の費用なので今後は上がる可能性があります。
ちなみに日本の原子力発電所は54基あり、今後21基が廃炉されます。
現在、存在している原子力発電所の多くが使用期限である40年を超えていて、
20年の延長申請をしていますが、今後はそのような原発が廃炉費用として
1基あたり平均、577億円というぼうだいな費用がかかって、
電気代に上乗せされる可能性があります。
さらに使用済み核燃棒の排出される放射能がなくなる10万年にわたり保管、
管理する費用も電気料金で負担していくかもしれないです。
3,LNG(液果天然ガス)と原油価格の高騰
ヨーロッパでは天然ガスを直接パイプラインで運べますが、
資源のない日本では、天然ガスをマイナス162度まで
冷やし液化してタンカーで運ぶ必要があります。
さらにLNGは徐々に気化していく特徴があるので長期保存が難しく
2週間ほどしか蓄えておくことができません。
また、冬や夏は電力需要が増え電力不足になると、
火力発電で使われるLNGは急激な需要が増加します。
それに伴いLNGの金額が高騰しやすいという特徴もあります。
アメリカのエネルギー省の予測では、天然ガスの価格が2049年には,4~5.5倍、
原油価格は2~2.4倍に上昇するといわれています。
以上のことから今後の電気料金は高騰していきます。
では、どうしたらいいの?
太陽光を設置して自給自足に近づけたいですね。
もちろん蓄電池もご提案しますが、まだイニシャルコストが高いので、
費用対効果も考慮してお話させていただいております。
今、お客様には、ZEHのご提案をさせていただいております。
ランニングコストとイニシャルコストの費用対効果もお伝えして、
時期に応じては、補助金や助成金を使い、少しでも初期費用を抑えられるようにしています。
現在はこどもみらいの補助金や地域型グリーン化補助金をご提案して、
お客様に喜んでいただいております。