2024.06.10

土地を買う時に注意してほしいポイント

皆様、こんにちは、
今回は、土地を買う時に注意してほしいポイントをお伝えします。
土地や住宅は、一生の買い物で一番高い買い物です。
「これ買います!」とは簡単に言えないですよね。

弊社でも土地に関して購入される方の相談はよくあります。
なかには、失敗される方もおられます。

そのような観点から書かせていただきます。

土地を買われる方の相談で、一番多いのは、土地を買ったとか契約したので
住宅の見積もりをしてほしいと言われることです。

実は、土地を先に買ってしまうと理想の家が建てにくくなります。
なぜなら、土地にお金をかけすぎて、
家づくりにお金をかけられなくなるからです。

この部分は、次回詳しく書かせていただきます。

2番目に多いのが、
①「南向きの土地を買いたい!」
②「子どもの学校の校区で土地を探したい!」
③「将来、売りやすい土地を買いたい!」
などです。
最近多いのが、ハザードマップで探されたり、
安心できる地盤の土地を探す方も多くなりました。
それは、地震や自然災害が多くなった現在、正しい判断です。

では、①②③についてお話しましょう!

①土地には、いろいろな向きがあります。
その中でも人気があるのが南向きの土地です。
南向きの土地ということは、南側に道路があるのですが、
一概に適しているとは言えないです。

なぜなら、道路が南側に面しているので、
玄関やガレージを南側に配置すると思います。

そうすると、
思っていたほど、南側に大きな窓が取れなかった。

南側に大きな窓を作ったが、家の中が丸見えになるので
結局、カーテンを閉めたままで、結局、明るいリビングにならなかった。

以上のような南向きの土地を選んだ方の失敗を書かせてもらいました。
しかし、プランによっては解決もできます。

②子どもが転校や環境が変わるのがかわいそうと
思われるのもとても分かります。

しかし、よく考えてみると
お子様の小学校は6年、中学校、高校はそれぞれ3年です。

そのあと、ご夫婦二人でその家で過ごす時間は、40年以上あります。

子育ての時期だけを考えて住む場所を決めても大丈夫ですか?

③自分たちの夢のマイホームです。

建てた住宅は、やがてお子様のご実家、ふるさとになります。
そこを将来、売りますか?

例えば、高い所に家をあてた場合、高所からの景色はきれいで
テラスでお酒を飲みながら、夜景を見ることができたなら
本当にステキです。

しかし

40年後、50年後の歳をとった時、階段や坂を元気よく登れますか?

そこで、冷静に考えてみると

南側の土地でなくても逆に、北向きの土地の方が
南側に庭を作れて、大きな窓を設置しても目線が
気にならないリビングが作れます。

また、子どもの義務教育9年間のためだけに、
校区にこだわるのも検討が必要ですね。

お子様がいなければ別ですが、
ふるさとになる家は基本手放さないと考えたいです。
売ることを前提に土地を考えなくてもいいかもしれませんね。

歳をとってからの階段を上がる家は大変かもしれませんね。
しかし健康を考えて階段がないのもいいのか考えものですけど。

このように様々な問題が創造できます。

結論

土地の条件や立地の良さだけで選ぶのではなく、
少し冷静に長い目で将来を見据えてどのような暮らしが

できるのか考えてみてください。

家を建ててもらう住宅会社さんにアドバイスをもらいながら
土地探しをされることが後悔しない家づくりになると思います。

以上で、少しでも皆様にお役にたてれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。