新築をご検討する時にお家のメンテナンスは気になりますよね。
最近、小松市や能美市をドライブをしていると家の周りに足場が建てられ、
外壁のメンテナンスをされている様子をよく見かけます。
築30年の住宅なら、まだ許されますが、
築10年もたたないところでも足場が建てられていることがあります。
住宅ローンを払いながらのメンテナンス費用を考えると
なかなかきついですよね。
そこで今回は、住宅の外壁についてお話をします。
外壁の部材の寿命は短いの?
日本でたくさん採用されている「サイジング」という素材があります。
簡単にいえば、セメントで作った焼き物です。
では、この材料には、どのようなメンテナンスが必要かというと
表面の塗り替え?
サイジングの張替え?
もちろん、年数がたてば、それも必要になります。
しかし、お客様を悩ますのが「コーキング」です。
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サイジングとの継ぎ目であったり、サッシの廻り縁には、
コーキングという部材が使われています。
サイジングの寿命に比べて、コーキングの寿命が短いのです。
サイジングの外壁は大丈夫なのに、コーキングの寿命が短いので
メンテナンスが必要になるのです。
サイジングは大丈夫なのに、コーキングはボロボロになっている、
特に西日の当たる西側、日よけのない南側などは、痛みは早いです。
コーキングが割れるとそこから雨水が入ったりして家の劣化が早く進みます。
サイジングは、10年おきくらいの塗り直しでよいのに、
コーキングの傷みやすいところは、5年おきくらいにメンテナンスが必要になります。
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家の寿命が30年ならば、メンテナンスは約5回
でも寿命100年の住宅ならメンテナンスは19回になります。
1回50万円かかるとすると
外壁のメンテナンスだけで1000万円近くコストがかかるんですか?
だから、外壁を選ぶときは、素材のメンテナンスのことも考えたいものです。
耐久年数の違いの確認は必要です!
住宅会社によれば、特にお客様からご質問などなければ、
基本、その住宅会社の標準仕様で外壁の素材を決められるかもしれません。
そこで、皆様の方からメンテナンスのことを聞いていただきたいのです。
何度でもいいますが、住宅ローン払いながらをのメンテナンス費用を払うのは、
きつくないですか。
少しでもメンテナンスコストを抑えられる外壁材を選ぶことをお勧めします。
ノーメンテナンスならなお喜ばしいと思いますが・・・・
すなわち雨や紫外線にすごく強い素材がよいです。
例えば、タイル、石、メッキ鋼板で」新築を行えば100年くらいは大丈夫です。
ただ気をつけてほしいのが、
せっかくタイル張りにして100年耐久出来るのに
木製サッシを使うと、20年でタイルをはがしてサッシの入れ替えが
必要になるかもしれません。
このように外壁の素材選びはとても重要になります。
耐久性のある外壁×簡単なメンテナンス
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上記の住宅は、昨年、小松市で注文住宅をお引渡しをさせていただいたお家です。
1階の一部の手の届くところは、塗装で施工し、
ほかは、ガルバリウム鋼板にしました。
ノーメンテナンスとイージーメンテナンスの合わせ技です。
日の当たりにくい側と影になる西側の一部を塗装にしました。
メンテナンスの必要なところは、足場がなくても旦那様が
日曜大工も可能な範囲にしました。
自分たちでメンテナンスをするのと業者に依頼するのとでは
何倍も費用が違います。
今回は外壁のメンテナンスについてお話をさせていただきました。
まだまだ、家づくりについて、知っていただきたいことがあります。
自分たちにご縁のあった方には、家づくりで失敗してほしくありません。
次回も楽しみにしていただければと思います。
私たちアイラシックホームは石川県小松市に拠点を構える
「全棟気密検査実施 、 断熱性能UA値=0.34W/(㎡・K)以下 、気密性 C値=0.1c㎡/㎡、耐震等級3の住宅」を設計・施工させて頂いている工務店です。
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