2022.02.01

吹抜けを作ると寒いの?

皆様、こんにちわ。 弊社は石川県小松市を拠点に小松市,能美市,加賀市を中心に 「全棟気密検査実施 、 断熱性能UA値=0.34W/(㎡・K)以下 、気密性 C値=0.1c㎡/㎡、耐震等級3の住宅」を設計・施工させて頂いている工務店です。 皆様「吹抜け」についてどのようなイメージをお持ちでしょうか? ポジティブなイメージで言うと「解放感がある」,「オシャレ」, 「明るく感じる」などが代表的でしょうか。 逆にネガティブなイメージでは「照明などのメンテナンスが大変そう」, 「ホコリなどの掃除が面倒」,「音が響きやすそう」 などさまざまあると思われますが, 圧倒的ネガティブなイメージ第1位は

「寒い」冬に家が寒い本当理由を答えられますか?「室温が低いから」は間違い【暖かい家を建てる方法】 - リフォーム・リノベーション・新築・不動産の教科書

ではないでしょうか? 奥様同士の会話の中で「吹抜けなんかしない方がええよ」, 「○○さんの家行ったら冬メッチャ寒かったし」 こんな声が聞こえてきそうです。 では本当にどんな家でも吹抜けは寒くなるのでしょうか? 弊社の結論から言うと

「高断熱性」,「高気密性」,「高効率エアコン」

の条件がそろえば大きな吹抜けを作っても暖かい家が作れます。

弊社には以下のモデルハウスがあります。 この建物には約8畳の大きな吹抜けが設けられています。 真冬で外気-2℃の環境でエアコン1台(暖房22℃設定)の設備のみで 2階は23度,1階は22℃の状態を保っています。 ちなみに床の表面温度は21~22℃程度。 床下温度で16℃程度 逆に吹抜けがあるからこそ暖気が廻ってくれて温度差を少なくしています。 <内見会ご参加頂いたお客様のご意見・ご感想> 「本当にエアコン1台?」 「玄関入った瞬間に暖かさがわかる」 「これなら床暖房設備いらんね」 「脱衣所とかトイレも温度差感じない」 「これなら冬でも雑用頑張れそう(寒いと動けないから)」 etc… このモデルハウスの住宅性能値は UA値(外皮平均熱貫流率)=0.32 W/㎡K C値(相当すき間面積)=0.1c㎡/㎡ (気密検査にて実測済み) ちなみにエアコンはMITSUBISHI 暖房強化型エアコン 23畳用を 1台リビングに設置しております。 (シーリングファンは設置しておりません) 弊社は裏付けできる性能とこのような実証実験を行った上で お客様には吹抜けを推奨しているのでご安心を。 (モデルハウスご見学はお問合せページにてご予約可能です) ただし,他社さんの吹抜け提案はそのような裏付けがあるかを しっかり確認してからご採用をお決め頂く方がよいと思います。 ちなみに「吹抜けはお掃除が大変そう」などの理由で苦手な方には 以下の写真のように床に通気を持たせて暖気を上げる 別のご提案もさせて頂いています。 「吹抜けあってデザイン素敵なのにメッチャ寒い…」 ではご友人など自信を持ってご招待しづらいですよね(汗)