先日も弊社に来られたご夫妻に「家づくりで重要視されるのは何ですか?」
質問させていただきました。
奥様が「家の性能です」とはっきり答えてくださいました。
「寒いのは、いやなんです。冬でもロングTシャツで居たいです。」
そこまで新築するのに、寒い・暑い家は避けたいという想いが伝わりました。
では、日本の住宅の断熱性能の現状を上記の表でお見せすると、ビックリされていました。
そうなんです、HEAT20 G2グレード、UA値0.46W/m(㎡・K)が
日本では新築の1%しか建てられていないのです。
中国・韓国では、標準になっています。日本の新築の住宅性能は、遅れています。
【暖かい家をつくるポイント4つが重要!】
石川県小松市で暖かい注文住宅の条件の第1ポイント
躯体(壁・柱・屋根・床)性能を高性能化することです。
どうして高性能化にすることが重要なのか。
冬、暖房器によって暖められた室内の空気は、
温度の高い室内から、温度の低い室外へと壁や屋根・床・隙間から流れようとします。
暖かくなった室内の空気を室外に逃がさないようで、暖かい状態にしておくための役割を
床・壁・天井に断熱材として施工している断熱材が担っているのです。
アイラシックホームが使用しているのは、硬質ウレタンフォームです。
アイラシックホームの標準は、硬質ウレタンフォームの厚み85㎜です。
お客様によっては、もっと暖かい家にしたい方は100㎜を使用される方もおられます。
硬質ウレタンフォームは、住まいの耐久性を高めて、
音のストレスから解放される遮音性にも優れています。
さらに安心の断熱材内部結露を発生させない高性能な断熱材です。
内部の結露による劣化を35年間保証します。
石川県小松市で冬暖かい注文住宅の第2ポイント
建物の壁に穴をあけている開口部を熱を逃げないようにするため、
熱貫流率の小さい物を選択し高性能化する必要があります。
開口部には、建具(玄関ドア、勝手口ドア、窓サッシ)があり、この建具を高性能化し、
熱の逃げにくい建具にすることが重要です。
断熱材と同様に、温かい家の部屋の空気が、冷えた室外の方へ、建具(隙間)を通して、
逃げようとします。
玄関ドア、窓サッシは暖かくなった空気を、断熱材と同様に、逃げがたくする役割があります。
【では、UA値が低ければ、温かい家ができるの?】
UA値が0.48W/㎡の数値で、「寒い」というお声を聞きました。
どうしてでしょうか?
暖房器がフル回転しても温まらなくて、あまりのも電気代が高くなるので、
設定温度を低くして、我慢して生活しておられたそうです。
UA値が低く、良い数値であれば、暖かい家ができると言われている会社は間違いです。
そうなんです、UA値がいくら良い数値でも、暖かい家はできません!
UA値は計算(机上)でいくらでもよい数値が出るのです。
石川県小松市で暖かい注文住宅の条件の第3ポイント
いくら熱抵抗値に大きい高性能の断熱材を厚くしても、
隙間だらけの家では、隙間から外部の冷たい空気が入ってきて
室内で暖められた暖気を冷やし、冷やされた室内の空気は、露天温度以下になってくると、
結露が発生し、徐々に冷やされて暖かくならないのです。
ということから第3のポイントは、建物の気密のレベルを高くすることです。
【では、C値がどれだけがいいの?】
風の影響が強い地域でも、住宅の気密レベルがC値=0.7㎠/㎡以下であれば、
隙間風がなどの影響が少ないということです。
しかし、さらに低いC値をアイラシックホームを目指しています。
弊社はC値0.4以下を目指して施工しております。
せっかく新築して断熱材やサッシ・玄関ドアを高性能なものにしても、
暖かい家になったと思い、暖房をフル回転にしても、暖かい家にならないのです。
気密レベルを高くすることが、暖かい家の注文住宅を手に入れるためには、
重要な条件の一つです。
アイラシックホームでは、全棟気密検査を行っています。
気密性能を高めることで忘れてはいけないことが、施工ノウハウの積み重ねと
住宅会社の施工能力・監理力が大事なポイントになります。
石川県小松市で冬暖かい注文住宅の条件第4ポイント
石川県小松市で暖かい注文住宅の条件! 第4のポイントは換気システムです。
アイラシックホームでは、第1種熱交換型換気システムを使用しています。
第1種熱交換型換気システムは、高価ですが、暖かい注文住宅をお考えの方はおすすめします。
まとめ
冬も暖かい家で手に入れたい方は、上記の4つ条件をしっかり守った住宅をお選びいただきたいです。
分からない事があれば、アイラシックホームに気軽にお問い合わせください。